「あたし、このままずっと不倫してていいのかな?」
「不倫やめて婚活とかするべき?」
不独身女性にとって不倫をやめるタイミング、つまり“不倫・浮気の潮時”は判断がむずかしいものです。
続けるべきか?別れるべきか?迷ったときは、“潮時かどうかのポイント”を見極めることが大切。
あなた自身、そして不倫相手と向き合うことで“不倫の潮時”はかならず見えてきます。
今回は、不倫関係を断ち切りたい独身女性におくる“潮時”の見極め方をご紹介します。
Contents
不倫の潮時はこんな瞬間!見極めるタイミングとは?
【潮時1】不倫相手が体だけを求めてくる
「前まではデートもしてくれたしおいしいお店にも行ってたのに、最近はホテルだけ…」
「短時間で彼だけ気持ちよくなってて…エッチが雑になった」
女性の価値を下げられた状態で不倫関係を続けるなんてくやしいですよね。
あなたを女性として好き、というより“セフレ・性欲のはけ口”として考えるようになったら潮時です。
【潮時2】相手の奥さんに不倫がバレそうになった
あなたと彼の不倫関係が奥さんにバレそうになったときもNGタイミング。
奥さんも女性ですから「旦那が最近なんかあやしい…」と感じると監視の目がきびしくなります。
そうなると今までのペースで会えないどころか、返信すら返ってこないこともザラです。
不倫相手は「ほとぼりが冷めるまでの間だけだから」などと言い訳しますが、いちど疑われるときょくたんに自由がなくなるもの。
会えないイライラや悶々としたマイナスの感情にまいにち振り回されるくらいなら潮時と考えたほうがいいかもしれません。
【潮時3】「彼に会うのめんどくさいかも」と感じる
彼から連絡がきても「また会うのめんどくさいな…」と思ったら、あなたの気持ちに変化がおきています。
“会いたい!”の気持ちほど相手への好き度があらわれますし、「めんどくさい」の感情は潮時の初期段階です。
不倫がスタートしたころと比べて、あなたの気持ちに変化が起きていないかチェックしてみてください。
大抵の場合はなにか大きな出来事でもないかぎり、疑問の気持ちがどんどんふくらんでいきます。
あなたのペースで状況を変えられるので、考え直す好タイミングといえるでしょう。
【潮時4】不倫相手の家庭に子供ができた
相手に子供ができると不倫どころではありません。
男性も仕事以外に家事と育児がくわわり、時間的にも精神的にもよゆうがなくなってきます。
また、奥さんに対するフォローも必要ですし不倫関係の継続すらあやしい雲行きに…
子供の誕生は人生のなかでも一大イベントなので考え方が変わる男性もおおく、不倫の潮時としてはオーソドックスです。
【潮時5】自分の未来・将来が見えなくなった
ふと、「あたし、このまま不倫してていいのかな」「将来しあわせになれるかな」と感じるタイミングも潮時です。
意識・無意識とわず、あなたの中に“未来への不安”が生まれている状態ですからいちど立ち止まって考えてみましょう。
彼へのドキドキもすこし落ち着いて、ひとり冷静に考えられる状況を逃す手はありません。
【潮時6】不倫相手のほかに気になる人ができた
- 友だちの飲み会で出会った男性
- 社内の歓送迎会で一緒に話した同僚
- 同窓会で意気投合したおさななじみ
どんなきっかけであれ、不倫相手以外の異性に心ときめいたなら自然な潮時。
すでにあたらしい恋をしていれば、不倫関係が終わったことで受けるダメージも最小限ですみます。
【潮時7】「不倫がつらい」と感じるようになった
マジメな性格・やさしい性格の女性は、
- 「やっぱり不倫なんてよくないのかな」
- 「彼の奥さんや子供をひどく傷つけてるかも」
- 「不倫をつづけてるといつか自分にしっぺ返しがきそう」
などと考え、“不倫がつらい…”と感じる場合があります。
罪悪感になやむ日々がストレスとなり、そのうち不倫関係や自分自信を信じられなくなることも。
不倫自体がつらくなるようならムリは禁物です。
「そろそろ潮時かも…」と考えてみましょう。
【潮時8】相手からの配慮・やさしさがなくなってきた
「不倫しはじめたときは、マメに連絡をくれてやさしかった彼がなんか冷たい気がする」
もしかしたら彼はあなたとの関係がめんどくさくなっているかもしれません。
ちょっとした会話のすれ違いで怒ったり、あなたの意見を聞いてくれなくなったら潮時と考えましょう。
【そろそろかな…】不倫の潮時に気づくためのチェックポイント
“不倫相手の行動の変化”を観察する
人間の気持ちはフシギなもので、いちど冷めるとなかなか元にはもどりません。
気持ちはちょっとした行動にもあらわれますから、最近起きた彼の変化をさがしてみます。
- 「3ヶ月前よりあきらかに会える回数が減った」
- 「連絡・返信の回数が先月の半分くらいになってる」
- 「会えない理由に言い訳っぽさを感じるようになった」
うまくいっていた時期とくらべて、不倫相手の行動がどう変わったかを冷静にチェックしてみましょう。
感情的に考えるとノイズがはいってしまうので、事実ベースで見ていくのがポイントです。
LINEやSNSから情報をあつめる
LINE(ライン)のメッセージ内容やSNS投稿に潮時のヒントが隠れていることもあります。
「ポジティブで好きな気持ちが伝わるメッセージや、ときどきスタンプも送ってくれていたのに、最近は一行でドライな返信ばかり」
「フェイスブック・インスタ・ツイッターなどのSNSに、家族との楽しい時間を思わせる投稿が増えてきた」
こうした変化は、不倫相手の気持ちがあなたより家族や仕事にむきはじめた傾向をしめしています。
自分からとりにいける情報で不倫の潮時を見極められる有効手段のひとつです。
セックス中の体と心の反応を振り返る
情熱的で背徳感のあるセックスは不倫関係を盛りあげるメイン材料。
とくに付き合いが始まったころは、翌日なんども思い出してしまうほどキュンとしちゃいますよね。
でも、エッチをしてる最中にドキドキも気持ちよさも感じなくなったら、あなたの心が疑問をもっている証拠です。
女性はセックスの雰囲気や相手を好きな気持ちによっても、感じ方が変わる繊細さをもっています。
心が不安定で自分でも理解できないときは、“体が気持ちよく反応してるか”もチェックしてみましょう。
このまま不倫関係をつづけたいかどうか考える
自分自身へ質問するイメージを持って、ひとりきりで取り組んでみてください。
「このままいまの彼と不倫関係をつづけたい?本心ではどう感じてる?」
どれだけ心にフタをしても、自分の恋愛に不安を感じていれば答えはあなたの中にあるもの。
自分ベースで不倫の潮時を見極めたいときにおすすめのチェック方法です。
「あたしだけが辛い」という感情があるか考える
- 「いつも彼にあわせて予定を空けたり急にキャンセルされたり…あたしだけ気疲れしてばかりでむなしくなってきた」
- 「なんだかんだでこのまま彼が離婚しなかったらあたしだけ不幸になる」
- 「結局彼は奥さんの子供もいて幸せ。あたしだけ遊ばれてるみたいで辛い」
こんな思いが頭にうかぶ状態は、不倫相手を気遣うよりも自分を優先したい気持ちが勝っています。
彼のことが好きで好きで『彼>あなた』だったのが、『彼<あなた』に気持ちの優先順位が変わってきている状態。
“あたしのことはいいから彼を優先してあげたい”という気持ちがなくなっているのは、まさに「不倫の潮時」といえます。
「そろそろ潮時かな」「もう会うのやめよう」と感じたときの対処法
不倫の潮時が見えてきたら、つぎは終わりにしたい気持ちを相手に伝える必要があります。
いたずらに長引かせないためにも、男性のタイプごとに分けた効果的な対処法をご紹介します。
不倫相手にハッキリ別れを伝える(優柔不断or天然系男性向け)
ハッキリしない性格の男性やふわふわした天然の男性には、ハッキリ別れを告げるのがポイント。
「ごめん、もう関係を終わりにしたいの」
「会うのは今日で最後にしよう」
オブラートにつつまず、あなたの“不倫を終わらせたい気持ち”をストレートにぶつけましょう。
また、理由を聞かれても相手が反論するスキをあたえてはいけません。
「このまま不倫するのがいやなの…もう完全に気持ちが変わっちゃった」
など、もうあたしの心は戻らない、と伝わる内容を心がけましょう。
さりげなく潮時のニュアンスを出す(頭が良いor空気読む男性向け)
- 人のことをよく見ている
- 短い言葉でも気持ちや背景までくみとってくれる
- 頭の回転が早く、いつも理解がスムーズ
こんなタイプの男性なら、あまり細かく説明しなくてもあなたの考えてくることを理解してくれます。
「ちょっと話したいことがあるんだけど…時間もらってもいい?」
「あたしたちのこれからについて話したいんだけど…」
いつもと違う真剣な雰囲気が出せていれば、LINEだけで話をすすめることも可能です。
ただし、別れたくない場合には男性が引き止めるためにいろいろ言われることもあるでしょう。
ひるまずあなたの気持ちはすでに固まっていることを、傷つけない程度に彼に伝えればだいじょうぶです。
既婚男性との連絡をじょじょに断ち切る(しつこいor積極オラオラ男性向け)
とにかくしつこくアプローチを続けてくるタイプや、女性に対して上からマウントをとってくるオラオラ系男性はちょっとやっかいですよね。
このケースではハッキリと別れたい宣言をした上で、毎回毎回ていねいに返信することも避けます。
もちろん会うのもひかえましょう。
あなたの気持ちがブレないことを伝え続け、少しずつ連絡の回数も減らしていきます。
女性がいなくなりそうになると追いかけるのが男性ですが、スタンスを崩してはいけません。
じゅうぶん相手に気持ちが伝わったことが確認できれば、思い切って連絡を断ち切ってもいいでしょう。
(※身の危険を感じるようなおどしがあった場合にはすぐに人に相談し、場合によっては警察などに相談しましょう)
不倫の潮時をのがした女性に訪れるデメリット
自分で別れを告げるのが苦手な女性はたくさんいますが、こと不倫関係においては女性だけ大きな被害を受けがちです。
不倫の潮時をのがすことで訪れるデメリットについても理解しておきましょう。
体だけ(セフレ)の関係にむなしくなる
不倫相手に恋の気持ちがなくなった時点でやめておけば問題ありません。
しかし、そのままズルズル続けてしまうと“ただのセフレ”になってしまいます。
セフレ状態にはいると、いつまでたっても精神的な安心がえられません。
年齢を重ねるたびに「あたしなにやってんだろ…」とむなしさに襲われる回数が増えてきます。
幸せから遠のいてる自分を感じるのはなかなか苦痛なものです。
結婚・婚期をのがしたまま年齢を重ねてしまう
「いつかは結婚したいし…子供もほしいかも」
「このまま不倫から結婚できる気がしない…」
こう考える独身女性にとって、20代~30代の貴重な時間を不倫にそそぎこむことは目標との逆走を意味します。
物やお金はがんばって取り戻せることもありますが、失った時間と年齢だけはぜったいに取り戻せません。
結婚を考える男性は子供がほしい人もいまだに多く、なんだかんだいっても本心では女性の年齢を気にしています。
女性にはどうしても安全に出産しやすい年齢もありますし、男性は若い女性がすきな傾向も事実。
“気づいたら取り返しのつかない年齢になってた…どうしよう…”
となる前に、女性には男性以上に繊細な婚期があることを頭に入れておきましょう。
潮時を逃すほど不倫・浮気がクセになる
人間の“環境に対する慣れ”とはこわいもので、何年も不倫関係をつづけていると「不倫をそこまで悪いものとはおもわない」感覚におちいりがちです。
たとえ不倫相手と別れてもあなたの感覚には“不倫への慣れ”がしみついています。
さらに潮時を逃すほどあなたの年齢はあがっていき、年齢の近い男性はどんどん結婚して、新しい彼氏をつくるのもひと苦労。
そんなタイミングで年上の既婚男性に声をかけられ、ズルズルと新しい不倫恋愛にハマっていく…けっこうあるあるです。
実際に不倫しがちな女性は、本人の意志に関係なく年上男性に見抜かれやすいスキができているのも要注意ポイント。
長期の不倫関係を2回も3回もつづけると、本当にクセになってふつうの恋愛からどんどん離れてしまいます。
家族や友達からの信頼を失う
不倫のことは人に相談しづらいものですが、誰にも話さないなんて女性としてはかなりのストレス。
信頼できる友達や、タイミングによっては母親に不倫していると伝えることもあるでしょう。
でも、思ってもないドン引きのリアクションをされるケースがあるので要注意。
「相手には奥さんも子供もいるんでしょ?不倫とかしちゃダメでしょ。。」
「自分の将来ちゃんと考えてるの?不倫をふつうの恋愛相談みたいにしてくるとは思わなかった。。」
大切なのは、“相手の反応はあなたにコントロールできない”こと。
すでに結婚している女性からは敵のような目で見られることもめずらしくありません。
信頼していた人から不倫を理由に嫌われ、信頼を失うこともじゅうぶんあり得る話なのです。
職場にバレて仕事を失う(社内不倫でなくとも)
不倫の潮時をのがし、ズルズルつづけた果てにバレると社会的にも悲惨なことになります。
まず社内不倫がバレれば、
- 人事部に呼び出され遠回しに退職しろと言われる
- 社内に尾ひれのついた変なウワサが流れてやめざるを得なくなる
- 待遇の悪い支社・部署へ異動させられる
など、“ある日とつぜん無職になるおそろしい可能性”も。
さらに年齢を重ねて再就職がむずかしいなんてことになれば、家賃もはらえず実家に戻るしかないでしょう。
また、夫の不倫関係を知って逆上した奥さんが会社に直接怒鳴り込んでくる、なんて実話も多数あります(探偵に調べさせて会社を特定するパターンです)。
たとえ社内不倫でなくとも、見たことない主婦があなたの眼の前で怒りくるって、不倫の罵声をあびせるなんて事態がおきたら…ちょっと耐えられませんよね。
あなたのリアクションを見れば社内の人もなにがあったのか、ウソかホントかはわかってしまいます。
社内の変な空気と人目がこわくなり、人間不信にたえられず退職する女性もいるくらいおそろしい話です。
相手の既婚女性が冷静だったとしても、あなたの会社あてに内容証明で不倫の慰謝料請求を送りつけられるケースもあり、潮時の見極めは本当に重要です。
不倫関係を断ち切る!“あなたが主役の幸せ”をつかむために
ちょっとしたことでも疑問を感じる状態は、不倫関係に対してあなたの心に“引っかかり”ができているサイン。
たった一度の人生を幸せにすごすために、立ち止まって考える時間を作りましょう。
不倫・浮気に走った原因を考える
あなたもきっと、不倫が好きだから関係をはじめたわけではないと思います。
彼と出会ったころを思い出し、「なんで不倫をはじめたんだろう?そのときのあたしの気持ちは?」と考えてみてください。
- 「言いようもなくさみしかった」
- 「彼氏いないストレスでとにかく遊びかった」
- 「どんな関係でも自分を必要としてくれるのがうれしかった」
そのときのメンタル状態や恋愛状況によって理由はさまざま。
でもそこには、あなたが不倫をはじめる原因となった“心の声”がこもっています。
原因がわかりさえすれば、その対処法も思い浮かぶようになるもの。
不倫の潮時に気づいて関係を整理するには、自分自身とむきあってみることも必要です。
“未来のない恋愛”をしていると受け止める
幸せになれる率が0%とはいいません。
でも、不倫関係から幸せになったカップルは本当にごくわずかです。
とくに独身女性側はムダに消耗して年齢だけ重ねてしまい、婚期を逃しかねません。
不倫相手の男性には“既婚者”というステータスがあり、あなたがいなくなっても家庭があります。
男性だけ保険をかけている、といえるかもしれませんね。
不倫の潮時が見極められないときにダメージをこうむるのは独身女性です。
悩んでるうちに貴重な20代~30代前半をムダにしないためにも、“不倫は未来のない恋愛かもしれない”と受け止めてみましょう。
幸せをつかむための行動はあなたにしかできません。
たった一度の人生を台無しにしないよう、不倫の潮時を見極めてみてください。