不倫関係からの結婚はとてもハードルが高く、簡単には成功できないイメージですよね。
でも実は数こそすくないものの、不倫関係から略奪婚を成功させるカップルもいます。
そこにどんな考え方やテクニックがあるのでしょうか?
この記事では不倫関係からの結婚を成功させるための考え方と、失敗する男女の特徴をくわしくご紹介します。
Contents
失敗しないために!不倫相手との結婚でついてくるリスクを知る
略奪婚といっても、結婚するまでがゴールではありません。
結婚してからが大変です。失敗を避けるべく不倫結婚のリスクを知っておきましょう。
二人が不倫していた過去は消せない
たとえ略奪婚が成功しても、“二人の関係が不倫からはじまった過去”であることは消えません。
親しい人に近況を説明するときも、結婚相手の過去を聞かれたときも、「不倫」の二文字が頭をよぎります。
- 後ろめたい気持ちになることもあれば、人によっては不倫関係だった過去を軽蔑されることもあるでしょう。
- だれかに二人の馴れ初めを聞かれるたびに、罪悪感をもつかもしれませんね。
- 離婚した元奥さんからの復讐におびえて暮らす毎日かもしれません。
不倫していた過去は結婚したあとも消えないわけです。
結婚しても相手が不倫・浮気する可能性は高い
もともと不倫していたわけですから、結婚してもまた浮気されるリスクはつねにつきまといます。
だれかを裏切る行為をしていた二人が結婚する、パラドックスのように矛盾した関係です。
相手のことが心配になるだけでなく、あなたも「不倫するんじゃないか?」と疑われるかもしれません。
いわゆる疑心暗鬼の状態です。
“二度あることは三度ある”、そんな疑いの気持ちをかかえながらの結婚生活はなかなかラクではありません。
金銭面のやりくりに苦労する
相手が離婚できても、不倫がバレていれば慰謝料を払うことになります。
元奥さんとのあいだに子供がいれば毎月養育費を請求されます。
相手の貯金や年収が少なからず減ることになり、あなたとの結婚生活において金銭面での苦労は避けられないでしょう。
どんなにアツい不倫愛も、“お金のやりくり”が大変だと精神的にこたえます。
会社員ではそうそう簡単に年収は上がりませんから、“お金の苦労”という現実的側面もわかっておかねばなりません。
お互いの家族・友人から祝福してもらえない
「人生で1番のイベント」といってもいいほど、人に祝福されるのが結婚です。
ところが不倫関係からの結婚となると周囲の反応はつめたいもの。
不倫結婚とわかって親に縁を切られたり、友人・知人からの返信がこなくなったり。
女性のあいだで悪いウワサを立てられるケースもあります。
不倫という恋愛を理解できない人は、予想以上にたくさんいるものです。
また、最初の結婚式に呼んだ大切な人ほど気まずくて式に呼べない、というのも略奪婚のデメリットでしょう。
幸せな不倫結婚へ近づく!略奪婚を成功させる行動・ステップ

不倫からの結婚を成功させるには、おさえるべきポイントや考え方があります。
略奪婚にいたるまでに必要なステップをチェックしておきましょう。
「今の奥さんといるより幸せになれる」と不倫相手に感じさせる
奥さんを説得し、書類の手続きを済ませ、家族・親族などに連絡をとり…
男性からしても不倫結婚のハードルはかなり高いものです。
メリットを感じなければ、なかなか男性は結婚へ向けて動いてくれません。
“この人となら今より絶対幸せになれる”と思わせてはじめて、略奪婚が現実味をおびてきます。
- 料理・掃除といった家事全般をそつなくこなす
- 怒らず常におだやかでいることを心がける
- 外見の魅力を失わないよう努力する
など、“妻としての魅力”が伝わる一面を意識的に見せていきましょう。
不倫相手に魅力的な未来を感じさせることで略奪婚の成功率はグッと上がります。
だらだら“不倫関係のまま”を続けない
“新鮮味をコントロールできるかどうか”は、略奪婚を成功させるカギになります。
不倫関係のまま3年も4年もたつと、相手の新鮮味はうすれ「別にこのままでいっか…」と思われてしまいます。
もしも“本気で結婚したい!”と感じた相手なら、時間がたたないうちに次のステップへ進みましょう。
不倫がスタートして一年以内にはあなたの意志をハッキリさせ、相手の離婚準備・結婚へ向けての準備をすすめるようにします。
手を離せばいなくなりそうな不安を感じさせたり、「もし不倫関係のままなら別れる」くらいの覚悟を相手に伝えるとより効果的です。
不倫相手の離婚が成立するまでは自分の存在を隠しとおす
“不倫をバラさないなんて当然”なわけですが、離婚前に奥さんとモメる男性は「新しく好きな人ができたんだ」とポロッと言って不倫がバレることも少なくありません。
不倫を知った奥さんが逆上すると、
- 離婚を承諾してくれない
- 慰謝料の請求
- 不倫相手(あなた)への復讐
など、デメリットばかりが連続します。
あなたの存在がバレることで、略奪婚成功の確率はぐんぐん下がっていきます。
確実に離婚が成立するそのときまで、1ミリもあなたの存在が奥さんに知れてはなりません。
不倫相手の家庭を壊してでも幸せになる覚悟をもつ
相手の奥さん・子供を傷つけ、裏切る行為が不倫です。
それを踏まえて結婚をめざすなら、“ゼッタイ幸せになる”強い気持ちを持ってください。
「やっぱり悪いことなのかな…?」などと迷えば不倫相手の気持ちを動かすことはできませんし、幸せな結婚にたどり着くことはできないでしょう。
“不倫相手の家庭を壊したぶんまで背負って幸せになる覚悟”
これが不倫結婚を引き寄せる原動力となります。
不倫相手との結婚が成功しやすい“状況別パターン”
不倫相手が離婚しやすい状況がなにか、イメージできていますか?
不倫結婚につながるパターンを知っておくと、その型にあてはめて成功率を上げることが可能です。
部分的に取り入れても効果的ですので、ぜひ3つのパターンをチェックしておきましょう。
妊娠した・子供ができた
不倫関係であれ、妊娠した・子供ができたとなれば、相手が結婚を考えるじゅうぶんなきっかけになります。
子供のことやお金まわりなどを考えれば、あなたが結婚をせまるのも自然です。
リスクは伴いますが、本気で結婚をのぞむなら妊娠に向けた行動も有効な手段のひとつ。
手遅れにならないよう、不倫相手の性格や子供に対する考え方などは事前におさえておきましょう。
相手の夫婦関係が破たんしている
夫婦関係の破たんが認められた場合には、「婚姻関係を継続し難い重大な事由」があるとして夫婦の合意なしで離婚することが可能です。
また、不倫・浮気が見つかったとしても、夫婦関係の破たんが証明できれば慰謝料の請求もされづらくなります。
不倫から結婚へのステップにおいて、“不倫相手の夫婦関係が悪い”ことは大きなプラス材料。
夫婦関係を悪化させるべく行動をしかけることも略奪婚成功に近づく秘訣です。
不倫相手があなたに依存している
精神的なつながりを太くすることも有効策です。
あなたがいなければ生きていけないほど精神的依存度を高めることができれば、奥さんとの離婚→あなたとの結婚という流れも考えざるを得ません。
あまりむずかしくとらえず、不倫相手から信頼感・安心感を持たれるよう意識してください。
こんな女性が近くにいると、母性にひかれてどんどん依存心が大きくなります。
落ち着くまで話をきき、良いところをほめ、自尊心を満たしてあげられる会話がベストです。
【デメリット】不倫相手と結婚しても幸せになれないパターン

不倫から結婚できた男女全員が幸せになれるわけではありません。
略奪婚が幸せになりにくい理由もお伝えします。
結婚しても高い確率で不倫・浮気をくり返す
不倫結婚のリスクでもふれましたが、そもそも不倫してしまう人はまた同じことをくり返す可能性があります。
なんとか不倫結婚を実現し晴れて夫婦になっても、
と疑い不安になる気持ちは消えることがありません。
これは、人を裏切る不倫行為をしていた当事者同士だから起こる矛盾といえます。
不倫関係から夫婦になったことで気持ちが冷める
どんな男女にも言えることですが、結婚して夫婦になれば恋愛のドキドキはなくなり、異性として見れる部分もじょじょに少なくなっていきます。
さらに不倫は背徳感たっぷりの“イケない恋愛”ですから、そもそもの刺激が強かったぶん気持ちが冷めたときの落差も強烈です。
「あんなに好きだったのに結婚したらなんか違う」
「一緒になってからセックスしたいとも思わなくなった」
「こんな状態なら前の奥さんとたいして変わらない」
地道な結婚生活にたえながら気持ちを保ちつづけるのは不倫カップルの方が困難なのです。
離婚の慰謝料・養育費でお金がくるしい
“不倫相手の離婚”が成立しなければ、あなたと彼の不倫結婚を成功させることはできません。
しかし、いくら理由を考えたとしてもいざ離婚となれば、
- 「慰謝料を請求される」
- 「子供の養育費を毎月払う」
- 「財産分与で資産の半分がなくなる」
など、離婚によってかかるお金はなかなか高額です。
よほど高収入の男性でない限り、以前の結婚生活より生活レベルを下げることになります。
“贅沢できない地味な毎日でも、彼さえいればそれでいい”くらいの気持ちがないと乗り切るのはむずかしいでしょう。
略奪婚はメリット・デメリットを考えて冷静な判断を
不倫から結婚できるケースはあるものの、通常の恋愛や結婚にくらべれば幸せをつかむのが何倍も難しくなります。
ご紹介した略奪婚のメリット・デメリットを知らずに結婚にふみきると、取り返しのつかない不幸せを手に入れてしまうかもしれません。
もともと社会的に祝福されにくい恋愛が不倫です。
結婚にまで発展させて、その後も幸せでいつづけるためには「覚悟」が必要になります。
あなたは“他人を不幸せにしてでも幸せになる覚悟”をお持ちでしょうか?
人生を台無しにする後悔を避けるべく、今いちど冷静に考えてみましょう。
いけないことだと言われるほど、恋も燃え上がってしまうのです。