「結婚してる人同士でW不倫なんて…」
「W不倫なんてして、まともに別れられるの?」
「完全にW不倫にハマってやめられない。。」
ドラマで一気に市民権を得た『W不倫(ダブル不倫)』という言葉。
見ている人にとってはおもしろワードですが、実際にW不倫にハマった男女にとっては甘い蜜であり、ハンパない泥沼恋愛のひとつの形です。
今回はW不倫が成立する夫婦の理由やおちいるリスク、バレずに関係を続けるためのテクニックまで網羅的にくわしくご説明します。
Contents
そもそもW不倫(ダブル不倫)とはどういう状態?
W不倫とは、結婚している夫婦が2人とも不倫関係にある状態を指します。
ドラマのイメージからか「2組の夫婦が伴侶を交換し合うように不倫する」と思っている人もすくなくありませんが、それはあくまでもW不倫のひとつの形です。
現実は、“W不倫している夫婦と不倫関係にある別の既婚者”は、夫婦のうち片方の人だけが不倫しているケースも多いです。
関わる全員が不倫しているんなんて、出会いの確率的にも低いですし考えただけでもおそろしいですよね。
W不倫の出会い・きっかけとなる機会は?
まずはW不倫の出会いの定番パターンを知っておきましょう。
1.職場で出会う(W不倫でありながら社内不倫)
上司と部下であったり、同僚同士であったり、毎日一緒にいて同じ目的で仕事していれば不倫関係に発展しやすいですよね。
コミュニケーションも活発です。
性格や既婚かどうかもわかっているためお互いに関係を持ちやすく、W不倫の温床になっています。
2.同窓会
学生時代の恋人や同時憧れていた異性との再会は、お酒の力もはたらいて不倫になりやすい状況。
- 懐かしさ
- 同い年
- 大人になったギャップ
なども手伝って、その日のうちにセックスしてしまう男女もめずらしくはありません。
3.子供の保護者会・学校行事
毎日大変な子育ての話が自然にできて、共感が生まれやすいのが保護者会のポイント。
そんなやさしさや共感力に触れると、ついつい自分の配偶者と比べてしまったりします。
また、学校行事をとおして共通の取り組みを一緒にがんばることで仲良くなりやすい状況です。
わかっていてもW不倫にどっぷりハマる理由
「W不倫なんてドラマのなかの話でしょ」
「子供がいるのにそんなことするなんて信じられない」
といった感覚が一般的ですが、やはりW不倫にハマる人にはそれなりの理由があるんです。
1.都合の良い不倫関係が心地よい
「W不倫」ということは、お互いに配偶者がいます。
その上でW不倫するということは、束縛したり離婚をせまるなどの面倒ごと抜きで不倫ができるわけです。
子供がいる同士ならなおさら苦労も理解できますし、夫婦関係のシビアな現実もお互いに経験しています。
都合の良い不倫関係が継続できる心地よさからハマる人もすくなくありません。
2.ドキドキわくわくする恋愛感情が楽しめる
結婚生活も長くなるほど毎日の生活にトキメキを感じることはできなくなります。
恋人から家族への変化は当然ですが、それでも恋愛や刺激的なセックスを求めてしまうのが人間。
昔の気持ちがよみがえるような、自分が若返ったような気持ちになれる不倫関係はなかなかやめられません。
新しいドキドキを夫婦が互いに外に求めてしまった結果がW不倫です。
3.夫婦のセックスレスが原因で性欲が満たせない
「性欲はけっこうあるけど、目の前のパートナーにはまったくその気になれない」
夫婦のセックスレス化が進む日本では、こうした複雑な感情に手持ちぶさたになる人があとを絶ちません。
そんな時に、毎晩セックスのことを考えてしまうような異性に出会ったらどうなるでしょうか?
恋愛感情も手伝って「とにかく一日でも早くあの人とまたエッチしたい!」という気持ちがおさえられなくなります。
4.世間的にも法的にもイケない不倫のスリルがたまらない
人間とはフシギなもので、“人には絶対いえないヒミツ”を持っている方がワクワクします。
「旦那も子供もいるのにこんなことしてるなんて」
「一生だれにもいえないけど、こんなにドキドキするのひさしぶり」
など、家庭生活が平凡であればあるほど不倫のスリルにハマっていくわけです。

男女別で見るW不倫する人の感覚・特徴
夫婦が2人とも不倫しているわけですから同じような感覚だと思いがちですが、実際は微妙に男女で異なります。
男性と女性で違う、W不倫する人の感情や特徴を見ていきましょう。
【男性編】W不倫する人の感覚・特徴
結婚している男女が不貞を行う「不倫」と、恋人関係の男女が不貞を行う「浮気」は重さが違います。
男性は、不倫を浮気と同じように軽く考えがち。
不倫相手のことを“体だけの相手”としか見ていないわけです。
つまり、自分の性欲が満たせないフラストレーションから不倫に走っているといえるでしょう。
- 家庭環境にストレスを感じている
- 性的欲求が強い
- 意思が弱く流されやすい
- 時間やお金にゆとりがある
- 寂しがりや
などの特徴があげられます。
【女性編】W不倫する人の感覚・特徴
男性とは真逆といっていいほど女性は感覚が違います。
「夫から愛されてない」
「いつまでも女の子でいたい」
といった気持ちから不倫をはじめる人がすくなくありません。
「セックスレスで性欲が満たせない」といった気持ちはありつつも、不倫相手に恋していることがほとんど。
割り切れる女性もいますが、不倫相手の彼にすべてをささげたい、家庭を捨てて一緒になりたいと考える女性もいます。
- マジメで意思が弱い
- 女性としての自信がある
- 趣味や友だちが少ない
- 恋愛にハマりやすい
- ほんとうはセックスが好き
などが特徴で、いまの夫とは違う不倫相手であるほどハマりやすい傾向にあります。
W不倫によって起きるコワいリスク
はじまった時はドキドキ楽しむだけのW不倫にも、おそろしいリスクが伴います。
W不倫がバレることで起きるリスクについても理解しておきましょう。
1.離婚の原因に直結する
W不倫ですから、メインの当事者夫婦はお互いに不倫しています。
しかし、いざバレてしまったらことはそんなに簡単にはいきません。
「平気な顔して不倫てどういうこと?」
「離婚の準備できてるんだよね?」
不倫するくらいにお互い不満はあったわけですから大喧嘩になります。
話が不倫相手にまで発展すれば、他の家庭まで巻き込んだ泥沼の離婚劇に発展するでしょう。
2.子供の信頼をなくす・嫌われる
子供はまだまだ小さく見えても、親の行動や変化にはフシギなほど敏感です。
いつもと違う態度や両親の雰囲気を見て、「ママもパパもなんかイヤ!」となってしまいます。
小学生にもなれば「お父さんもお母さんもイケないことをしてるんだ」くらいの感覚を持つ子もいます。
結果、子供からの信頼もなくした上に、W不倫をしている後ろめたさから真正面から向き合えずに親子関係が崩壊するケースも。
3.仕事を失う
社内不倫がバレれば、部署異動や退職の推奨など公にペナルティ的な対処がされることもしばしば。
処罰がなかったところで、変なウワサほどものすごいスピードで社内に広まります。
上司や同僚から変な目で見られることによるストレスは相当なものです。
職場での信用を失い、人の目がコワくなって退職したものの、再就職先が見つからなかったり収入が大きく下がるなんてことはめずらしくありません。
4.友人関係やご近所付き合いがなくなる
ドラマのようなW不倫がバレると、信用していた人から冷たくされることも。
古くからの友人でも結婚している人なら不倫の事実に怒るかもしれませんし、よく思わないご近所さんから無視されることもあります。
5.慰謝料請求が高くつく
W不倫の場合は結婚していない独身者との不倫にくらべ、相手側も結婚しているため「自分の配偶者+不倫相手の配偶者」が相手です。
倍額を請求されるケースもあるので要注意。
不倫相手の配偶者はもちろんのこと、自分の配偶者からも慰謝料を請求されることはあり得ます。
6.W不倫を続けるほど家庭のお金がなくなる
不倫関係をつづけていれば、
- ラブホテル代
- 食事代
- プレゼント代
などが当然かかります。
基本的に男性の方が負担は多いにしても、収入や年令によっては女性側も負担する場合はあるでしょう。
そもそもW不倫ですから、夫も妻も2人して外でお金を使っていれば貯まるものも貯まりません。
子供が育っていく中で金銭的負担が家庭にのしかかるのもW不倫の大きなデメリットです。
【続けたい人向け】バレずにW不倫するためのテクニック
ではバレずにW不倫をする方法はないのでしょうか?
ここではリスクを承知でW不倫をするためのポイントについてお伝えします。
1.お互い「家庭を最優先にする」と決める
バレてしまうと恐ろしいことになるW不倫ですから、“お互いの家庭を最優先にする”といったルールを決めておきます。
こうすることで恋愛感情からくる嫉妬や、タイミングのズレ程度で喧嘩になるような事態は避けられるでしょう。
大人である以上は優先順位を決めて、相手方の家族にできるだけ迷惑をかけない配慮が必要です。
2.決して不倫相手を深追いしない
お互いに不倫の関係である以上は、相手に変なプレッシャーを与えるような態度はNGです。
「このまま結婚して一緒になりたい」
「最近なんで会ってくれないの?」
といった深追いをすると、家庭が壊れるキケンを感じた相手はドン引きしてしまいます。
また、連絡の頻度が増えればバレる危険性もそれだけ高まります。
W不倫であることを前提に、自分自身の気持ちをコントロールして関係を保ちましょう。
相手と会っている時はやさしく甘いムードで、会わない時はドライなくらいの温度感が適切です。
3.ただのセフレじゃないなら毎回エッチはしない
純粋にセックスのみの関係で、それ以上でも以下でもないなら問題ありません。
しかし、男女として互いに魅力を感じて恋心を抱くなら、毎回セックスしない方が新鮮な気持ちを保つことができます。
女性は毎回求められることで「この人、セックスできれば誰でもいいじゃないかな?」と感じることも。
“2人で過ごす時間を楽しむ”くらいのよゆうを持てると長続きします。
4.W不倫であっても駆け引きは大切
「つぎいつ会える?」「予定教えて」といった連絡ばかりでは気持ちも冷めてしまいます。
相手の心を察した言葉えらびでやさしくしたり、たまには急に距離を縮めてみたり…安心感と同時に「ドキドキ感」も演出できるのが理想的。
不倫関係であっても恋は恋。
相手が新鮮味を感じるような駆け引きができると気持ちをギュッとつかむことができます。
W不倫は大人の感覚でできなければ難しい
良くも悪くも流行した「W不倫」についてくわしくご説明しました。
不倫にキケンはつきものとはいえば、W不倫がバレた時のダメージは想像以上にパンチが効いています。
そして、長期間うまくいくカップルはごくごく少数。
バレてしまえばとんでもない被害がでた上に、家族もふくめた人間関係がぐちゃぐちゃに崩れてしまうことも。
W不倫は、冷静に“割り切った関係”を楽しめる男女だけが手を出していいものなのかもしれません。
大人の感覚を持ち続けられるかどうか、そして責任をとる覚悟があるかどうか、いま一度ご自身に問いかけてみてはいかがでしょうか?